

前期役員を務めたご縁でマンション居住者からの推薦を受け、
甲種防火管理資格なるものを取りに秋葉原へ行く。
費用は管理会社持ちで2日間講座を受ければ誰でも入手出来る簡単な資格だし、
まぁいいか、と軽く考えていたが甘かった。
朝の9時20分から17時までみっちり講義。
果てしなき睡魔との闘いだ。
ジャグラーの設定6が取れたはいいが、あまりにつまらなくて、
かと言って止めるに止めれない状況に酷似。
これには参った。
更には消火訓練の実技?みたいなのもあって、水浸しになるわ、
大勢の受講者の前でどういう訳か指名され寸劇までやらされる羽目に。
役名:消火器を使って火を消す人
「か、火事だー」
「もっと大きい声で!」教官に怒られる。
説明@:火災を発見した時は一人でも多くの人に知らせる事が円滑な消火活動に繋がる
次にモニターに映った火を消す。
消火器なんて使った事が無いのでグリップを握っても何も起こらない。
「握る前にピンを抜け!」また教官に怒られる。
説明A:消火器は上のピンを抜かなければ握る事が出来ない構造である。
ようやく火に向けて消火器を発射するが、今度は全く火が消えない。
「バカ!火を狙わず可燃物を狙え!」
バ、バカですか...またまた怒られる。
説明B:熱・酸素・可燃物が揃った時、初めて出火が成立するので、消火には燃えている所を狙っても効果は少なく、熱源である可燃物を狙うのが効果的。
火災経験者は1万人に4.5人位の割合しかいないので、
実際に直面した時、殆どの人がパニックになると言う。
確かに訓練なのに今回は相当、焦った。
火災の恐ろしさを知らされた2日間。
で、甲種防火管理資格だが、万が一火災が起きて被害が大きかった場合、
この資格を持っている人が責任を問われる事もあるのだと言う。
全くもって安請け合いはするものではない。
そんなこんなで講座終了後、秋葉原のホールへ直行。
鉄則68:打つ時は避難経路を確認
改めてみると、多くのホールは台間のスペースが狭い上に通路にドル箱が積まれ、
一人通るのがやっとの状態。
防火管理的には火災がおきたら大惨事に繋がる、大変好ましくない環境といえよう。
何はとまれ、命あってのギャンブルである。
出来る事なら出入り口近辺で打ちたいものだ。
TOTAL 43,030円


