ある地方都市のイベントにタレントを数名ブッキングした。
日帰りも可能・・・かと思いきや、接待を受け終電を逃してしまう。
やがて宴もたけなわとなり、一人また一人と席を立ってゆく。
さぁ困った・・・宿がない。
『知り合いのカジノバーなら朝までやってますけど。』
イベンターの一人が興味深い事を口走った。
『ギャンブルとかやりますか?』
・・・取り敢えず
『競馬なら二回程やった事あります。』
とだけ答えた所・・・
『なら大丈夫ですね、
少し煩いかも知れませんが特別室ならソファーで横にはなれますよ。』
・・・大丈夫、と言う言葉に何やらヌルリとした感触を覚えつつ、
言われるがままに車に乗って、走る事・・・十数分。
案内された繁華街にある雑居ビルの一室は看板もなく・・・ただ静まり返っていた。
が、イベンターが天井に取り付けられた監視カメラ?に向かって何やら合図をすると
・・・内側からドアが開く。
と、同時に聞こえて来る聞き覚えのある・・・音。
『チャ〜ララッチャッチャ〜♪』
こ・・・これは、吉○のリプレイ音!?
『アタ!アタッ!ホ〜ワッチャ〜!』
・・・○斗!?
ゲーセン・・・ではなさそうだ(涙)
(続く)




2011年07月28日

