地カジノ･･･２

懐かしい・・・『旧友』達が並ぶ部屋を更に進むと、
『VIP』と書かれた部屋に案内される。

シャンデリアとソファー…そしてルーレットだろうか？バカラ台もある。

『この人、ゲストだから朝まで休ませてあげて。』

・・・ぶっちゃけ、眠気なんか吹っ飛んだよ（涙）
こんな宝の山にいながら…どうして寝れましょうや！？

イベンターと別れた後、用意された『仮眠室』を出て、このカジノ・バーを散策。
バカラやルーレットを横目に入口付近のスロットへ向かうと…

やはり…〇長、吉〇、〇斗が！？

客も地方都市の深夜に似つかわしくない程の熱気。
こういうのを鉄火場と形容するのだろう。

何でもあり・・・日本にもこんな空間が至る所にあると言う。

・・・！！

私がスロットギャンブルにのめり込んだ〇号機時代…
極め尽くす程に打ち込んだのが『主〇は〇形』だった。

それが98回転で落ちてるではないか
(確か低設定でも約40％の確率で181回転以内に当たる)！？

どうやったら打てるんだ、コレ？

カジノ・バーのスタッフ曰く、会員証がないと無理との事（涙）。

チッ・・・ふと目をやると、VUITTONの財布で
思いっ切りレバーをブッ叩いている青年が目に付いた。

既に凄まじい金額を注ぎ込んでおり、(念力)で当たりを引くのだそうな（涙）

彼に台移動する事を提案した所・・・
案の定、『主○は○形』は数十回転で大当たり！

しかもプレミア・・・
更に連チャンが続く事・・・何と！十数回！？

こんなに続く訳がない・・・
どこか変な挙動を見せる機体・・・

これ、ちょっと普通じゃ考えられないな（涙）

『兄貴！ありがとうございますm(__)m』

アニキ・・・って、俺の事か？？

彼は出張でここに来ているらしい。

『あ〜っ！兄貴、映画かなんかに出てましたよね！？』

か…カイジに、少々（涙）

『カ、カイジっすか！？マジでヤバいっす、俺大ファンっす！』

どっかで…微妙に勘違いしてるよな、コイツ（涙）。

『お蔭様で大勝ち出来たんで、キャバクラ接待させて下さい！』

大勝ちって・・・一体、いくら勝ったのだろうか？

悪い話でも無さそうだ・・・

ヨッ！太っ腹だねぇ！

と、彼の背中をポンと叩いたら、何故か悲鳴を上げた！？

『背中に〜入れ墨〜入れたてなんで痛てぇっす（涙）』

ガクガク…ブルブル（涙）

（続く）