そんな幸せも束の間、
目の前に子連れ母とお婆ちゃんが(泣)。
妖術…寝たフリm(__)m。
左のサラリーマンが動く!
そうだ・・・
ここは人として当然、お年寄りに席を譲るべきだろう。
君は見所があるな・・・さて!?
博奕は…日常、至る所に存在する。
★☆博☆打☆発☆動☆★
◎お婆さん(70代前半位)
○子供(5歳位)
※母親(20代後半位)
当たるも八卦・・・。
当たらぬも八卦・・・。
暫し展開を見守ると・・・
子供を選択するサラリーマン。
裏をかかれたか(涙) 。
座席には…寂しげな子供がポツン。
続いて右隣の学生が立ち上がる!
ほう…見上げた学生がいたもんだ。
日本の将来もそう捨てたもんじゃない。
次は当然、婆さんだろ・・・。
・・・が、
確信犯的に母親へ席を譲る学生!
な…何ィ〜!?
それ、オカシイだろ!
遠隔だろ!ホルコンだろ!
インチキ!インチキ!インチキ!
と、声に出したい気持ちを抑えて・・・寝たフリ続行だっ!
気が付けば…。
私を挟んで分断される母子と、目の前に立つお婆さん(涙)。
完全に追い詰められた!
・・・ロン!
妖術は・・・とっくに見破られているのだ。
事ここに至り、これ以上寝たフリを続けるのは限界・・・。
かと言って、次の駅で降りるのも終電だから無理。
・・・人生最大の、ピンチが到来(汗)
仕方がない・・・
手痛く負けた時こそ胸を張ろう!
魔術…居直り!
『どうやら…私の出番の様ですね・・・
どうぞ、どうぞ(笑)。』
ゆっくりと起き上がって・・・
お婆さんに席を譲る。
↓
婆さんと母親がチェンジ!
↓
隣に来た母親に抱き付く子供。
↓
嬉しそうに眺めるお婆さん。
↓
私を除いて・・・全員ハッピー!!!
祝福ムード溢れる車内の一角。
最初のサラリーマンの携帯ストラップには“花の慶次”が。
さすがは手練れ。
この展開を見越しての子供チョイスだったのか(涙)。
右の学生も見事な連係プレーだと認めるしかない。
・・・大したものだ。
ギャンブラーも…日常、至る所に存在しているものである。
こうして新宿を過ぎた所でガラガラになる満員電車。
座る気にもなれず・・・ふと座席を見ると、
何故かドングリが(涙)。
季節はもう・・・
秋なんですね。
TOTAL 515,081円